史上最速ポケットWi-Fi 登場

 

WiFiサービスにはソフトバンクのポケットWiFiと、docomo回線を利用しているスマモバ、auKDDIグループ傘下であるUQWiMAXのWiMAXがあります。
各社の大きな違いは使用している電波(周波数)です。
WiMAXは「2500MHz」という非常に高い周波数の電波を使用しており高速な通信を可能にする反面、遮蔽物(壁など)やノイズの多い状況下では不安定になりやすく、屋内に弱いという性質があります。直線に強く、回り込みに弱いというイメージです。
反対にスマモバやポケットWiFiが使用している携帯ネットワーク(4G/3G/LTE)の「800MHz」周波数はWiMAXほど高速ではありませんが、壁などの遮蔽物も通しやすく届きやすいという性質があります。これは自宅などの屋内で利用が多い方に重要なメリットです。

通信速度について

通信速度とは利用時のインターネットスピードを指し、主に下り速度(ダウンロード)の最大速度で比較されます。
現在Y!モバイル、WiMAXとも一番広く使用できる基本エリアでは下り110Mbpsと同じなのでそれほど差はありません。但し、対応エリアの場合に限りキャリアアグリゲーションと呼ばれるハイスピードモードを利用できます。

 

 

繋がりやすさ優先なら、docomoエリアを100%利用できるスマモバがおすすめです!

 

正式名称スマートモバイルと呼ばれる、docomo回線を利用した格安SIMを提供する会社です。
楽天バイルやOCNモバイルのようにCMを放送しているわけでもなく、あまりメジャーな格安SIMとは言えません。しかし無制限格安SIMを月3,480円で提供しているので、WiMAXを検討している人にとって1つの選択肢になる可能性を秘めていると言えます。
そんなスマモバのメリットデメリットを簡単に挙げますと、


メリット
人口カバー率100%
docomo回線なので山間部や海の上でも繋がるエリアの広さ
プラチナバンド対応で、繋がりやすい
実測5Mbpsと動画や音楽再生には十分な速度


デメリット
毎月500円の端末料金を36ヶ月分割払い
通信速度制限があり、その制限基準がわからない
通信速度5mbpsはWiMAX2+の通信制限時と同等の速度

しかし、ポケットWiFiは無制限で使えるような広告表示をしておきながら、実際には制限があったり、利用すると制限がかけられて使い物にならないほどの速度制限を受けてしまうためおすすめすることができないという意見もあります。